校長あいさつ

 

   

子ども・保護者・地域が幸せを感じる学校をめざして

 

 令和6年度は,新入生35名を含めた全校児童262名,そして教職員一同,張り切って学校生活をスタートさせております。今年度もコロナやインフルエンザ等の感染症予防や熱中症対策,重大な事故やいじめの防止など,子ども達の健康管理と安全・安心な生活環境の充実を重点に置き,通常の教育活動を工夫改善しながら進めて参りたいと考えています。

 そこで,今年度は以下のことを重点に掲げ,よりよい赤荻小学校を目指して取り組んでまいります。

 

 1 子ども達が生活や学習の中に楽しみを見つけ,夢や目標をもって生活できるような学校経営をする。

   ・・・・「楽しい! やってみたい! わかった! できた! もっとこうしたい!」という思い

 

 2 子ども達が,行事や学習活動等での体験を通して,ルールを守ることや善悪の判断などの道徳性,周囲の人や

  環境との関わり方などの社会性を,学び理解できるようにする。

   ・・・・「為らぬことは為らぬ」 「相手への思いやりやいたわり」の心

 

 3 子ども達の健全育成に向け,保護者や地域の方々との情報交換の機会を確保し,丁寧に意見交換や相談等を進

  めながら,学校,保護者,地域が同じ方向性をもって教育(指導)に当たることができるようにする。

   ・・・・「子どもの成長のために,どうするのがよいか」という視点

 

 4 子ども達の健全育成に向け,教職員の働き方の見直しを行い,教職員が健康で明るく元気に子ども達に向き合

  える環境を整える。

   ・・・・「子どもとじっくり向き合う時間と心のゆとり」の確保

 

 子ども達には,「学校は楽しいところです。元気に登校したら百点です。」と話しています。当然小学校生活6年間,毎日が楽しいことばかりとはいきません。時には友達と喧嘩をしたり,勉強でつまずいたりするなど,気持ちが沈んでしまうような思いをすることもあると思います。そんな時,教師や友達,家族の励ましや助けを得ながらその壁を乗り越えさせる経験を積ませることで,社会でたくましく生き抜く力を育てたいと考えています。

 保護者・地域の皆様には,今年度も何かとご支援・ご協力をお願いすることがあると思いますが,赤荻に育つ大切な子どもたち一人一人の幸せを願い,その実現に向けて共に手を携えていきたいと願っております。どうぞよろしくお願いいたします。

 

                               令和6年4月20日

                                一関市立赤荻小学校 校長 小笠原 浩